ユニットハウスコラム

ユニットハウスとは?活用のメリットやプレハブとの違いを解説

ユニットハウスとは?活用のメリットやプレハブとの違いを解説

ユニットハウスやプレハブは、仮設住宅や工事現場の仮オフィスなどに利用されることが多い箱型の建物です。それぞれに特徴・メリットがあり、用途に応じて使い分ける必要があります。今回は、それぞれ特徴・メリット比較しながら具体的に解説します。

ユニットハウスとは?

ユニットハウスとは、工事現場などに仮設されることが多い、軽量鉄骨でできた箱型の建物のことです。工場でフレーム・窓パネル・壁などの部材を使って、完成形に近い箱型に組み立てます。

その後、トラックなどで現場に移動させ、クレーン車を使って吊り上げて組み立てれば設置完了です。簡単な工事で設置できて居住性が高いことから、仮設オフィススペースをはじめさまざまな用途に使われています。

ユニットハウスのメリット

この章では、ユニットハウスのメリットを3つ解説します。

最短一日で完成する

ユニットハウスは、工程の約8割が工場で行われているため、現場では簡単な工事を行うだけで設置できるのが最大のメリットです。

電気・給排水設備などは工場で行われており、換気扇や照明はハウスに付帯されているため、現場ではクレーン車でフレームなどを吊り上げて設置するだけ でOKです。そのため、スムーズに作業が行われると最短数時間で完成し、雨の場合でも設置できるため効率的でしょう。

広さが必要な場合には複数のユニットハウスを連結させなければなりませんが、その場合でも、現場で一般的な工法で建物をつくるよりも短い工期で設置可能です。

緊急事態のときにも役立つ

ユニットハウスの構造はラーメン構造と呼ばれるもので、耐震性に優れています。さらに、軽量鉄骨でつくられているため強度が高く、地震などの災害時に仮設住宅として活用しても安全性が高いというメリットがあります。

また、避難所生活ではプライバシーが守られないケースが多いですが、ユニットハウスであればプライバシーが確保された生活を送れるでしょう。

工場から現場まではトラックで輸送し、現場ではクレーン車を使用するため、設置したい場所にトラックやクレーン車が入れるスペースさえあれは、短期間で多くのユニットハウスを用意できます。

反対に、不要になった場合の撤去作業も楽に行えるため、急な従業員・利用者・避難者の増減にも柔軟に対応できるのは、ユニットハウスの魅力だといえます。

さまざまな活用方法がある

ユニットハウスは仮設住宅や仮オフィスとして活用するだけでなく、自宅に設置して倉庫や子ども部屋、離れとして活用できます。非常食を備えておけば、災害時にも備えられるでしょう。

広さが足りない場合は、新しいユニットを連結すればよいため、簡単に増築が可能です。柔軟で幅広い活用方法がある点は、大きなメリットだといえるでしょう。

ユニットハウスとプレハブの違い

工事現場などでは、ユニットハウスをはじめプレハブも設置されるケースが多いですが、どのような違いがあるのでしょうか。この章では、2つの違いについて詳しく解説します。

プレハブとは

プレハブとは、工場で製造された壁・柱などの部材を現場で組み立ててつくられる箱型の建物です。本来ユニットハウスもプレハブのなかのひとつですが、設置するだけでよいユニットハウスに対して、現地での組み立て作業を要するものをプレハブと呼び、区別しています。

規格がほぼ決まっているため、安定した品質の供給が可能できます。また、設置する場所の形状や使用目的によって、大きさや内部の間取りをある程度柔軟にデザインできるのが特徴です。

デメリットとしては、現地での組み立ての後、内装工事や電気・給水設備 などの工事を行うため、工期は5日から3か月と時間がかかる点が挙げられます。

ユニットハウスとプレハブの比較

ユニットハウスは現場にて最短1日で設置できるのに対して、プレハブは大きさにもよりますが長ければ3か月ほど設置に時間がかかります。さらに、プレハブは内装工事なども現場で行う必要があり、天候に左右されやすい点がユニットハウスとは異なるでしょう。

また、ある程度柔軟に内装や間取りをデザインできるプレハブは、ユニットハウスに比べるとより一般住宅に近い仕上がりになります。費用に関しては、工期が長い分人件費がかかるため、ユニットハウスよりもプレハブのほうが高い場合が多くみられます。

ユニットハウスとパネルハウスとの違い

ユニットハウスやプレハブのほかには、パネルハウスというものがあります。この章では、パネルハウスについてご紹介します。

パネルハウスとは

パネルハウスは、壁や柱などの部材をトラックで現地に運び、組み立て作業によってつくられる箱型の建物のことです。プレハブに比べると導入費用や退去コストが安価で、2時間で設置も可能など工期スピードが非常に速いことが特徴です。

また、ユニットハウスは、トラックやクレーン車が入れるスペースがなければ設置できませんが、パネルハウスであれば狭い通路でも搬入できるため、どんな場所でも設置できます。一方、導入コストに関してはユニットハウスの方が優れています。

さらに、ユニットハウスやプレハブであれば2階建てでの施工も可能ですが、パネルハウスは仕様上対応不可となっています。 ユニットハウス・プレハブ・パネルハウスそれぞれの特徴を踏まえ、利用シーンに合わせて選定しましょう。

株式会社ワールドシェアセリングのパネルハウスは2時間 で設置でき、すぐに利用できるため、時間がない場合に役立つでしょう。レンタル対応で初期費用はかからず、不要になった際は返却可能なため、気軽に導入できます。

Wi-Fiやエアコン、防犯カメラなどの設備も設置でき、設置後に大きさや仕様を変えることも可能なワールドシェアセリングのパネルハウスは、こちらからご確認いただけます。

まとめ

仮設住宅や仮オフィスには、導入コストに優れつつ充実した設備を設置できる、株式会社ワールドシェアセリングのユニットハウスがおすすめです。

レンタル可能で、設置後の仕様変更にも対応しており、快適な環境をすぐにご用意できます。初期費用はかからないため、気になる方はぜひお気軽にメールや電話でお問い合わせください。
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