快適トイレの
導入事例
「九十九島観光公園」
風光明媚な場所にふさわしい屋内と遜色ない「快適トイレ」
佐世保市の担当者にインタビューしました。
コロナ禍の影響で単体でのトイレ設置が必要に
佐世保市が、九十九島観光公園に「快適トイレ」を導入した背景を教えてください。
当初の計画では、公園内に売店やトイレなどの機能を有する施設を設置し、指定管理者制度を活用して民間企業に管理運営をまかせる予定でした。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大が影響して、施設の設置を見送ることになりました。ただし、約4.7haの広大な芝生広場がある公園にトイレは欠かせません。そこで、トイレを単体で設置することになったのです。
設置作業中の様子
トイレを選ぶ際に重視したことはなんでしょう。
いちばん重視したのは、衛生上、清潔で快適であることですね。同公園は、風光明媚な景色が楽しめる九十九島エリアの新たな観光スポットです。近くには、水族館や動物園もある。観光地として非常に高いポテンシャルを秘めており、当市の期待度も高かったんですね。そうしたロケーションに見合ったトイレが必要だったのです。また、限られたスペースでも設置できること。さらに、便器などのレイアウトを当市の要望に沿って変更できる、といった点も重要視しました。
観光業の活性化に向け有効活用していきたい。
設置後はいかがですか。
一般利用がはじまってから、「清潔で快適」である点が利用者にも評判ですね。公園を褒めるのに、「トイレがキレイだね」と感想を述べる利用客もいらっしゃいます。実際にゴールデンウイークに視察した際、小さなお子さんから「おうちのトイレみたい」と言ってもらえました。また、外壁に周辺の絶景写真がラッピングされているのも、景観上好ましいですね。
清潔なトイレ内部
鏡・手洗いも完備
今後における活用方針を教えてください。
キレイなトイレであることが、公園のPRになればいいと考えています。また、公園はまだまだこれから整備が進んでいくため、公園の拡張にあわせて、トイレの移動や増設を行う可能性があります。『エリアル』は、移動が可能な「ユニット式」のため、計画が立てやすいですね。
また、移動や増設がしやすいという点においては、平時だけでなく災害時にも活用できるのではないかと考えています。
クレーンでトラックに積み込めば移動可能
バリアフリートイレもあります
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弊社担当者の声
汚物を他所に圧送する機能で清潔に保つ
屋外や公園、観光地でも安心して使える「快適なトイレ」
建設現場をはじめとした屋外でのトイレ問題について、男女ともに安心して利用できる環境を整えるため、「快適トイレ」の導入が進んでおります。
この「快適トイレ」には様々な条件があり、洋式便座や水洗機能、においの逆流防止機能、容易に扉が開かない二重ロック、照明設備、衣類をかけるためのフック付などを標準仕様としている必要があります。
温水便座
洗面台・おむつ替え台
汚物を他所に圧送する機能でトイレの室内は清潔に保てる
当社が提供している『エリアル』はそれらの条件をクリアしているのはもちろん、独自の機能もあります。
通常、汚物を下に貯めておく仕様の場合、どうしても悪臭が上がってきてしまいます。『エリアル』の独自機能では、排水圧送ポンプを利用して汚物を粉砕して約100mの距離まで圧送できるため、水洗トイレと同様の快適さとなっております。
排水圧送ポンプユニット
短時間で設置、移動もカンタン
別の場所で組み立てて、完成品を設置する「ユニット式」を採用しているので、設置は1日で終わることがほとんどです。佐世保市の場合は約3時間で設置できました。また、設置後も移動が簡単にできるため、災害時においては必要な場所に移動ができます。
設置作業中の様子