秋に咲くひまわり「みやき町 ひまわり園」に【快適トイレ】
株式会社ワールドシェアセリングは、平成28年に国土交通省が発表した建設現場に設置する「快適トイレ」の標準仕様条件をクリアした仮設トイレ「ユニット式快適トイレ エリアル」 を11月1日から「秋に咲くひまわり」で有名な佐賀県みやき町が管理する寒水川山田水辺公園(しょうずがわやまだみずべこうえん)に設置させていただきます。 また今回、株式会社バカン(以下「バカン」)と連携し、混雑抑制と個室内に動画コンテンツを配信する取り組みも同トイレでおこなっています。
「秋に咲くひまわり」で有名な佐賀県みやき町ひまわり園では、毎年3万人を超える観光客でにぎわう人気のスポットです。みやき町では、常設のトイレのみでは不足するため、簡易トイレを設置していましたが、衛生面や使い勝手の面でご不満も多く課題となっていました。 屋外イベント会場などの仮設トイレは「クサい」「暗い」という体験は多くの方がされていると思われます。そこで「ユニット式 快適トイレ」の設置により、ご利用の方のご不満を解消することができました。
「ニオイをとるか、コストをとるか」それが最大の課題
この「快適トイレ」は汚物貯水タンクをトイレの真下に設置するのではなく、屋外に設置することで大幅に臭いを軽減ことに成功しました。他にも水洗機能、臭い逆流防止、温水暖房便座、二重ロック扉、照明設備、衣類掛けなど、臭い課題だけでなく、屋内常設トイレと同等の快適さを屋外仮設トイレで実現しております。ただし、これだけのクオリティを 保つためトイレ1機(個室3つ)の販売・レンタル価格は高額となり、約5年前から展開を開始していますが、利用できる企業は大手建設会社などに限られておりました。
普及のための一手!業界初デジタル広告媒体とコラボ
国土交通省の標準仕様条件を満たす、ユニットハウス式「快適トイレ」の製造コストは高く、中小企業や行政にとって導入のハードルが高い状況でした。この問題を解決するために、この度トイレの混雑抑止メディアサービス「AirKnock」を提供するバカンと連携し、快適トイレの個室壁面に10インチ前後の小型デジタルサイネージを設置し、トイレを利用する人たちをターゲットにした企業の広告を放映する仕組みを提供可能にしました。この方法で広告収入を得ることで、快適トイレ導入のコスト軽減を実現しました。
トイレの個室内は他の視覚的なコンテンツが限られているため、利用者は広告に高い注意を払いやすくなっています。東京での実証実験の結果、広告の認知度は約95%、配信コンテンツの理解度は70%以上と非常に高い結果が得られました。さらに、トイレの空き情報を利用者に提供することで、トイレの長時間利用の抑止も実現します。
今回みやき町の寒水川山田水辺公園に設置するトイレでは、みやき町の景観映像情報など、みやき町の魅力を発信する予定です。
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