ユニットハウスコラム

ユニットハウスの設置方法を解説!どのような手順で設置できるのか

ユニットハウスの設置方法を解説!どのような手順で設置できるのか

ユニットハウスは、事務所や倉庫だけでなく店舗やカフェなどの商業施設から、一般住宅や離れまで、さまざまな用途に合わせて利用できます。昨今では、災害時の仮設住宅や医療施設など、災害対策として利用されることも少なくありません。

今回は、ユニットハウスの設置について、必要な手続きや、設置するうえでの注意点を詳しくお伝えします。

ユニットハウスの設置方法

ユニットハウスは、耐久性に優れていながらも、短期間で設置できるため、スピーディーな対応を求められる災害時などには非常に役立つでしょう。

希望のユニットハウスを発注してから、実際に使用できるまでの手順や、製造の流れなどを簡単にまとめました。ぜひ参考にしてください。

1.設置予定地の確認

ユニットハウスを設置する際は、予定している土地がユニットハウスの設置に適しているかどうかを確認する必要があります。一般的には、搬入時にユニック車といった作業車を使用します。

そのため、ユニック車が入り、作業するスペースが十分にあるか確認をしましょう。また、水道設備や電気設備など、ライフラインが整っているかの確認も必要です。

なお、ワールドシェアセリングで取り扱っている「パネルハウス」は、組み立て式になっているため、道路状況や設置場所が狭小地でも、簡単に設置できます。

2.工場での製造

業者による現場確認や見積もりを終えたあと、発注を受けて、工場にて製造が開始されます。ユニットハウスは、建物の一部をあらかじめ工場で製造し、現地で再度組み立てるプレハブ工法の一種です。

事前に工場で一括して製造することによって、現場での作業時間を大幅に短縮します。ユニットハウスの場合、およそ約80%〜90%を工場にて製造し、箱型の状態に完成したら、現地まで運搬します。

ワールドシェアセリングでは、使用する資材や精度の高さにこだわっているため、安全かつ、高品質なサービスを提供しております。

3.建築確認申請

建築確認申請は、新しい建物を建築する際に必要な手続きで、建築基準法や条例に適合しているかを確認するためのものです。よって、この手続きは法律により義務付けられています。建物の大きさが10㎡未満の増築であれば、建築確認申請が不要なケースもあります。

建築確認申請書、設備計画書、構造計算書など、申請に必要な書類は自治体や指定確認検査機関から入手できます。申請方法は、自治体の窓口や指定確認検査機関、もしくは、郵送申請や電子申請での提出も可能です。

4.基礎工事

建築確認申請が終え、確認済証の交付がされた後、次に基礎工事が行われます。ユニットハウスと地面に定着させる為の重要な工事です。地盤調査から地縄張り、そして、ひび割れチェックなどの仕上げ作業まで、すべての工程が終わるまでには約2週間~1ヶ月程要します。

5.運搬・設置

ユニットハウスの製造と、現地での基礎工事が完了したら、ユニック車に乗せて目的地まで運びます。

また、ユニットハウスの大きさによっては、数台に分けて搬入することもあります。設置期間は、建物の規模や仕様によっても異なりますが、最短で1日、最長でも3日ほどで完了します。

6.内装工事

工場で行われる製造過程では、使用する目的に合わせて内装をカスタマイズできます。事務所や作業部屋として活用したい場合は、コンセントやWi-Fi環境を整えなければなりません。

特に、住宅や店舗として利用する場合は、簡易的な台所やトイレなどの生活設備が必要です。もちろん、災害時用で設置される際も必要となるでしょう。

内装工事では、これらの設備を用途に応じて取り付けていきます。また、空調設備や部屋の仕切り、壁紙の貼り付け、照明設備なども含まれます。

7.電気・水道設備の工事

ユニットハウスの製造における電気や水道設備の取り付けは設備工事で非常に重要な作業となるでしょう。配線工事では、照明器具やコンセントの取り付け作業を行います。電力会社のメーターを設置し、ブレーカーを取り付ける場所を確認して、その後、電力供給に欠かせない分電盤という電気設備の取り付けで完成です。

配管工事では、水道管から、シンクや便器の取り付けまでを行います。お湯の供給はもちろん、トイレなどの水回り全般の工事が含まれています。作業は、各自治体の認定業者で行ないます。

8.完了検査

ユニットハウスの設置では、細かい工事は現地で行われ、すべての工程が終了した後に完了検査が行われます。この検査では、申請時に提出した図面通りに施工が行われているか、そして建築基準法に適合しているかを再確認します。完了検査をクリアすると、検査済証が発行されるので、大切に保管してください。

また、一般的な木造建築の場合、注文を受けてから実際に住めるまでには、最低でも3ヶ月ほどかかるでしょう。しかし、ユニットハウスの場合は、1ヶ月半程度で完成するので、木造建築よりも早めに利用できます。 ユニットハウスは用途によりトイレが必要な場合がありますが、特定の建築基準や規制がある場合は、ユニットハウスにトイレの設置が制限され、仮設トイレの設置が必要な場合もあります。こちらでは、仮設トイレの設置方法を解説しますので、併せてご覧ください。

まとめ

いかがでしたか?ワールドシェアセリングのユニットハウスでは、初期費用0円の譲渡付きレンタルプランや、道路状況に左右されず、現場で簡単に組立ができるパネルハウスなど、高品質なオプションも多種多様に取り扱っています。

スピーディーな対応はもちろん、それぞれの目的や用途に応じて大きさを変動できるため、希望に沿ったユニットハウスの設置が可能です。

コストパフォーマンスもよく、プライベート空間をしっかり確保できるため、充実した環境を作れます。ご相談だけでも構いません。ユニットハウスの設置を考えている方は、ワールドシェアセリングまでお問い合わせください。
ワールドシェアセリングにお問い合わせしたい方はこちらから。