以前の記事で「快適トイレ」とは一体どういったものか解説をしました。
この記事では具体的な機能やメリットについて解説していきます。
快適トイレを設置するメリット
快適トイレは、建設現場はもちろんイベント会場や屋外施設などでも導入されています。 快適トイレを設置することでどのようなメリットが得られるのか、詳しく見ていきましょう。
仮設トイレより快適に過ごせる
仮設トイレに対して「嫌な臭いがする」「汚い」「狭い」などのマイナスなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。快適トイレであれば、洋式便座でゆったり座れるだけでなく、水洗機能やし尿処理装置、臭い逆流防止機能などが付いており、臭いを気にせず衛生的に使えます。
簡単に開かないような施錠機能も必須項目であり、セキュリティー面にも配慮されています。フックもしくは荷物置き場もあるため、通常のトイレに近い形で快適にトイレを使えるでしょう。
女性も利用しやすい環境となる
仮設トイレが男女共用だと、利用しにくいと感じている女性も多いと考えられます。
快適トイレでは、男女が使う場合は男女別の明確な表示が必須となっており、入口の目隠しの設置も求められていることから、女性も安心してトイレを利用できるでしょう。
また、二重ロックなどの施錠機能や照明の設置、サニタリーボックス、鏡付き洗面台、便座除菌シートなど、女性に喜ばれる機能が必須となっています。衛生的で女性にも使いやすい快適トイレは、女性も利用しやすい環境づくりに貢献できるのです。
既設トイレの改修工事中の仮設トイレとして重宝する
トイレの老朽化や故障による改修、和式から洋式へのリフォームなどで、既設トイレを改修工事することもあります。工事の内容によっては期間が長引くこともあり、その間のトイレをどうするのかが課題になることもあるでしょう。
工事中に使用する仮設トイレとして、快適トイレをレンタルすることも可能です。快適トイレは男女ともに快適に使えるトイレであり、衛生的に使えます。衣類を掛けるフックもしくは荷物置き場もあって、女性への配慮もされていることから、通常のトイレと同じ感覚で快適に使えるでしょう。
体が不自由な人でも安心して利用できる
通常のトイレでは、男女別のトイレに加えて多目的トイレが設置されている場所もあります。多目的トイレは、体の不自由な人や高齢者、妊娠している方、子ども連れの方などさまざまな立場の人が使いやすいように設計されたトイレです。
快適トイレにも、通常のトイレと同様に入口などに段差がなく、トイレ内が広々としたバリアフリータイプがあります。空間が広いことに加えて手すりや背もたれが付いているバリアフリートイレであれば、車いすの方でも安心です。オムツ交換台なども付属していると、赤ちゃん連れの方でも利用しやすいでしょう。
まとめ
快適トイレは、男女ともに快適に使えるトイレです。衛生面やセキュリティー面、利便性などの面から、必須の機能や仕様、付属品に決まりがあり、それらを満たせば快適トイレ認定を受けられます。
快適トイレを設置することで仮設トイレよりも使いやすくなり、女性や体の不自由な人も安心して利用できる環境がつくれます。建設現場やイベント会場、屋外施設などに快適トイレの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
