仮設トイレを設置したいと考えている方に向けて、仮設トイレの一般的な重量をご紹介する記事です。
イベント会場や工事現場に欠かせない仮設トイレ。その重量は、場所によって耐荷重が変わる為、設置場所や種類によって大きく異なります。本記事では、仮設トイレの重量がなぜ異なるのか、その理由と種類別の平均的な重量について詳しく解説します。
参考にしていただければ、仮設トイレを選ぶ1つの要素として判断しやすくなるはずです。
仮設トイレの重量
仮設トイレはタイプによって重量が異なります。これから設置するなら、仮設トイレの重量も知っておきたいもの。そこで4種類の仮設トイレの平均的な重量を解説します。
①非水洗式トイレ
非水洗式の場合はタイプによってさまざまです。15kg前後のものもあれば、100kg近くになるものもあります。便槽の大きさによっても異なるでしょう。非水洗式は汲み取り式であるため、しっかりと固定されていなければなりません。15kg程度の軽いものであれば、状況によっては不安定と感じることがあります。その為、固定工事が必要になるかもしれません。
②水洗式トイレ
水洗式の仮設トイレの重量は、70kg以上90kg未満であることが一般的です。もちろん製品によって重量は異なりますが、水洗式トイレであれば70kg以上の重量があると考えておいてください。
③簡易水洗式トイレ
簡易水洗式トイレの場合は、90kg以上の重量があるものがほとんどです。100kg程度だと思っておけば間違えないでしょう。ただしものによってはもっと重量がある仮設トイレもあります。機能面で優れていると800kg以上になることもあり、安定性が高まります。
④バイオトイレ
バイオトイレは仮設トイレの中でも特に重量があり、200kg程度となります。中には300kg近くになるものもあるでしょう。重量の軽い仮設トイレを求めるなら、バイオトイレ以外の製品を選ぶのがおすすめです。
快適トイレとは?
「快適トイレ」とは、国土交通省が定めた仕様を満たしており、清潔な環境の保持や心地よい使用感が望める仮設トイレのことです。
また、一般的に仮設トイレは「仮設」であるため、バリアフリーなどの機能は備えていません。しかし快適トイレの中には、使用する方の使い勝手の良さを重視しバリアフリー仕様となっているものもあります。
また外壁にイラストを描けたり、清潔感を保ちやすかったりと、従来の仮設トイレのイメージを覆す仕様です。屋内に設置されている公衆トイレに近いスペックなので、女性やお子様にも快適に使っていただけます。
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快適トイレの重量
快適トイレの重量は、2,100kg程度です。その他の仮設トイレと比較すると、重すぎると思われるかもしれません。しかし重量がなければ、誰しもが快適に使えるトイレであるために必要な設備を備えた場合、必然的に重量が増えるとも言えます。フィッティングボードやベビーチェア、目隠しユニットなども設置されているものもある為、仮設トイレとしては重くなってしまい、設置場所によっては設置が困難になる場合もあります。
しかし、その反面、重量があることがメリットになる場合もあります。
重量があることで風の影響を受けにくい、大きく重たいのでぐらぐらと揺れることが少ないなど、安定感に優れているとも言えます。
快適さや安定性を求めるなら、快適トイレをおすすめします。一方で、設置場所がタイルで、重いトイレを設置する場合、タイルが割れてしまう恐れがあるの場合、軽さを重視する必要があります。設置場所がタイルで、重いトイレを設置する場合、タイルが割れてしまう恐れがある場合、軽さを重視する必要があります。
仮設トイレを設置するなら重量と機能性を考えて選ぼう
いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで、仮設トイレの重量についてご理解いただけたと思います。
一般的な仮設トイレは100kg前後のことが多いものです。しかし機能性や快適さを重視した快適トイレは、2,100kg程度と重量があります。快適さを重視するか、設置しやすさを重視するかで選択は変わるはずです。
仮設トイレや快適トイレを検討しているうえで、清潔さ・快適さを求められるなら、ワールドシェアセリングまでお気軽にご相談ください。ご希望に沿う快適トイレをご提供いたします。