仮設トイレメーカー8社と各社のおすすめ製品を紹介!

仮設トイレメーカー8社と各社のおすすめ製品を紹介!

仮設トイレの選び方に悩んでいませんか? 

この記事では、仮設トイレを選ぶ際の評価基準とともに、おすすめの仮設トイレメーカーを紹介します。また、近年新たに登場した「快適トイレ」についても解説しますので、あわせてぜひご覧ください。 

費用面やデザイン、機能性などを考慮し、ご希望の条件に合った仮設トイレを見つけましょう。 

仮設トイレを選ぶポイント 

仮設トイレを選ぶ際は、費用だけでなく、さまざまな要素を考慮したうえで比較することが重要です。ここでは、仮設トイレを選ぶうえで押さえておきたい4つのポイントを解説します。 

基準①:費用面

仮設トイレに限らず、設備を導入する際に何よりも重視するのは費用面ですよね。 

特に仮設トイレの場合、単純な導入費用だけでなく、コストパフォーマンスも重要になります。 

仮設トイレの導入費用は、トイレの種類により異なります。種類ごとに、レンタルと購入、それぞれの費用の目安を以下の表にまとめました。 

 簡易水洗式トイレ 水洗式トイレ 非水洗式トイレ 
レンタル 15,000~25,000円/月 30,000~70,000円/月 10,000~20,000円/月 
購入 30万円前後

なお、簡易水洗式トイレの場合は、レンタル・購入にかかわらず、一回あたり5,000円前後の汲み取り料も別途発生することも押さえておきましょう。

上記の目安を把握したうえで、費用感と機能性のバランスの良いトイレを選ぶと、無駄がなくコストパフォーマンスの高いトイレ選びを実現できます。 

基準②:デザイン面 

仮設トイレを選ぶ際は、デザインにも着目しておきたいところです。

近年の仮設トイレは、デザイン面でも進化しており、シンプルな外観のものや、木目調のものなど、設置場所の景観と調和し、雰囲気を損ねないデザインの製品が多く出ています。 

特にイベント会場など、多くの来場者が利用する場合や、周囲の景観との調和を重視したい場合は、デザイン面にも着目して仮設トイレを選ぶとよいでしょう。

基準③:機能面

仮設トイレの機能についてもよく確認しておきましょう。具体的には、【防臭面】と【使いやすさ】が挙げられます。 

近年の仮設トイレは防臭・消臭機能が向上しており、従来と比べて「臭いの問題」が大幅に軽減されています。 

しかし、簡易水洗トイレの場合、排泄物を溜める構造上、臭いが完全に無くなるわけではありません。特に住宅街での使用時には近隣への影響を考慮し、防臭機能を備えたモデルを選ぶことをおすすめします。 

また使いやすさの面に関しては、コートハンガーやベビーチェアなど、一般的な公衆トイレの設備と同等のものが備えつけられていると、利用者の快適さにつながります。 

快適性や防臭機能に注目して、利用者に喜ばれる仮設トイレを選びましょう。 

基準④:導入方法

仮設トイレの導入方法は、購入かレンタルの2つに大きく分けられます。どちらの方法で導入するのかを決めたうえで、希望する方法に対応しているトイレを選びましょう。 

基本的には、長期で利用する場合は購入、短期のみ利用する場合はレンタル、といったように利用期間で判断します。たとえば、事務所や公園などに長期的に常設する場合は購入が、イベントや工事現場などあらかじめ利用期間が決まっている場合はレンタルがそれぞれ向いています。 

さらに、購入後のフォロー体制もあらかじめ確認しておくことで、使用中に発生する可能性のある問題に速やかに対応できます。 

関連記事:仮設トイレの種類と選び方

おすすめの仮設トイレメーカー8選

ここでは、仮設トイレメーカー8社について、おすすめの製品とともにご紹介します。 

  • 1社目:株式会社大橋今右衛門
  • 2社目:株式会社ハマネツ
  • 3社目:株式会社ビー・エス・ケイ
  • 4社目:株式会社アム
  • 5社目:株式会社 HINO
  • 6社目:株式会社オーディーテック
  • 7社目:日本セイフティー株式会社
  • 8社目:株式会社イマギイレ

それぞれ解説します。 

1社目:株式会社大橋今右衛門

株式会社大橋今右衛門は、岐阜県にある仮設トイレメーカーです。仮設トイレのほかには、竹材商品の製造・販売を行っている企業でもあります。 

同社が取り扱っている「ウォータス」は、独自の換気システムにより室内をほぼ無臭に保つことができる仮設トイレです。従来の汲み取り式と異なり、ベンチレーター(換気扇)を利用することで、下に向かう気流を作り、して便器からの臭いを効果的に排気します。この技術により、使用する方に気持ちの良い環境を提供することができます。 

【「ウォータス」のおすすめの使用用途】

  • 土木工事現場: 長時間の作業現場に適している
  • 公園や駐車場: 訪れる人々に清潔なトイレ環境を実現できる
  • 集会施設や農場: 大人数が利用しても臭いがきつくならない

「ウォータス」は換気システムによって、どんな場所でもほぼ無臭のトイレ環境を実現します。土木工事現場、公園や駐車場、そして集会施設や農場など、長時間の使用や大勢の方が利用する場所におすすめです。 

2社目:株式会社ハマネツ

株式会社ハマネツは、屋外トイレやシャワー、仮設資材など、設備を中心としたモノづくりを手がける企業です。 

同社の「エポックトイレ」は機能性とコストのバランスに優れ、コンパクトでありながら高いデザイン性と快適さを兼ね備えています。1室横タイプから各室入口タイプまで豊富なラインナップがあり、事務所や倉庫など、さまざまな設置場所に合わせて選ぶことができます。 

一見すると仮設トイレには見えない、景観にもなじむ外観質感が魅力のトイレです。 

【「エポックトイレ」のおすすめの使用用途】

  • 大規模工事現場: コンパクトなので大量に設置しても場所をとらない
  • スポーツ施設: 利用者に清潔なトイレ環境を提供できる
  • 事務所: コンパクトながら快適な使用感を提供できる

設置環境に対応する幅広いモデルを揃え、どんな場所でも自然に溶け込む外観が特徴です。大規模な工事現場からスポーツ施設、オフィスまで、あらゆるシーンでのニーズに応える製品として人気の仮設トイレです。 

3社目:株式会社ビー・エス・ケイ

株式会社ビー・エス・ケイは、仮設トイレのネガティブなイメージを変えることをモットーとして掲げている、大阪府のトイレメーカーです。 

同社の「ビューティースカーレット」は、仮設トイレ業界で初めてグッドデザイン賞を受賞した製品です。明るい天井パネルと、通気性が良く広々とした室内、そして防臭設計による清潔な空間が評価されています。また、各所に取手があるので運搬や移動が容易という、設置者としてもうれしいポイントがあります。 

【「ビューティースカーレット」のおすすめの使用用途】

  • 学校や公園などの公共施設: 公共の場に設置しても周囲の景観を損なわない
  • 中~大規模イベント:多数設置しても統一感のある外観を保てる
  • 工事現場: 長期間の使用にも耐えうる

公共施設、イベント、工事現場など、あらゆるシーンに適しています。美しい外観で景観を損なわず、どんな環境にも対応可能なこのトイレは、長期的な使用にもおすすめです。 

4社目:株式会社アム

株式会社アムは、「すべての人が水洗式トイレを使えるようにしたい」という理念のもと、どこでも簡単に取り付けられる圧送式トイレどこでも簡単に取り付けられる圧送式トイレを開発しているメーカーです。 

同社の「流せるポータくん」は、自宅や介護施設で、ベッドのすぐそばに設置できる介護用トイレです。窓から外に配管するので、壁を傷つける心配もありません。 

トイレとしての機能も申し分なく、電動ポンプにより汚物やトイレットペーパーを粉砕し、最大30m先の下水設備へと圧送することができます。 

【「流せるポータくん」のおすすめの使用用途】

  • 介護施設: 居室にトイレを設置することで、スタッフの労力を軽減できる
  • 病院:バケツ清掃が必要ないため、ナースコールに遅れるリスクを減らせる
  • ご自宅: 臭いの問題を解消し、在宅介護の負担を減らせる

最新の電動ポンプ技術を活用して、臭いの心配なくどこでも利用可能な仮設トイレです。介護施設や病院でよく導入されているほか、在宅介護でのご利用もおすすめです。 

5社目:株式会社 HINO

株式会社HINOは、兵庫・大阪・京都・岡山・鳥取エリアに対応している、仮設トイレやユニットハウスなどを手掛けるメーカーです。 

同社の「EXシリーズ」は、設置場所を選ばないポリタンク給水式の仮設トイレです。衝撃に強く水や錆にも耐性があるポリエチレン素材で製造されており、建設現場や屋外イベントでの設置に最適です。

便器には、手入れが簡単な陶器が使用されています。 

【「EXシリーズ」のおすすめの使用用途】

  • 花火大会: 大人数が使用しても壊れにくい
  • マラソン大会: レースコース沿いやスタート・ゴール地点での利用におすすめ
  • 現場事務所: 建設現場やイベントの現場事務所にもおすすめ

花火大会やマラソン大会など、人が多く集まるイベントや、建設現場の事務所など、長期使用が求められる環境におすすめの仮設トイレです。 

6社目:株式会社オーディーテック

株式会社オーディーテックは、仮設トイレを中心に、仮設資材のレンタル・販売を手掛ける大阪市の企業です。 

同社の「ツーカラートイレ」は、オシャレなカラーリングとデザイン性が特徴です。二色使いで視覚的な魅力を高め、現場の雰囲気を明るくします。ドアのカラーはブルー・ピンク・ホワイトから選ぶことができ、カラーによって男子用・女子用を見分けやすくすることも可能です。 

【「ツーカラートイレ」のおすすめの使用用途】

  • 大規模イベント: 華やかなカラーリングでトイレコーナーもカラフルに彩る
  • お祭り:家族連れが多く集まるお祭りで目立ちやすい
  • スポーツ大会: ドアの色で男女がすぐに見分けられる

国体や地域のお祭り、屋外スポーツ大会など、大規模イベントによく使われています。

7社目:日本セイフティー株式会社 

日本セイフティー株式会社は、仮設トイレや防音パネル、荷役資材などをレンタルしている会社です。 

同社の「コンフィトイレ」は、快適トイレ認定(2つ星)を取得した、広々とした空間を提供する仮設トイレです。水洗式からシャトレ式、軽水洗式まで、多くのニーズに対応する豊富なラインナップを揃えています。建設現場やイベント会場だけでなく、トイレ改修時の臨時トイレとして、女性や高齢者にも使いやすく、職場環境改善に貢献します。 

【「コンフィトイレ」のおすすめの使用用途】

  • オフィス・店舗のトイレ工事:代替トイレとして使用可能
  • 大規模な公共イベン:多くの来場者が快適に使える
  • 工事現場: 長期間にわたる工事現場での使用にもおすすめ

利用者の快適性と使いやすさを考慮しているため、あらゆるシチュエーションでの利用をサポートします。 

8社目:株式会社イマギイレ

株式会社イマギイレは、建設機械を中心にレンタルしている会社で、その一環として仮設トイレも取り扱っています。 

同社の「WGX-WCLHP・WLX-WCLHP」は、国土交通省が推進する「快適トイレ」仕様に準拠した簡易水洗トイレです。男女共に利用できる充実した設備で、建設現場の職場環境改善に貢献します。センサーライトやコートフック、便座除菌クリーナーなど、できるだけストレスなく過ごすことのできる、うれしい“ひと工夫”が施されています。

【「WGX-WCLHP・WLX-WCLHP」のおすすめの使用用途】

  • 工事現場: 男女が混在している現場で特におすすめ
  • 施設や店舗: 機能性と清潔感で満足度を向上できる
  • 自宅: 自宅のトイレ工事中に臨時使用も可能

仮設トイレと快適トイレの違いとは?

仮設トイレとして販売されている製品のなかには、「快適トイレ」とよばれるものもあります。快適トイレとは、建設現場の環境改善を目的に、国土交通省が定めた仕様を満たす、男女ともに使用可能なトイレのことです。 

以下の表に、快適トイレの具体的な特徴とともに、従来の仮設トイレとの違いをまとめました。 

 快適トイレ 従来の仮設トイレ 
便座 洋式のみ 和式の場合もある 
洗浄機能 簡易水洗機能 ※し尿処理装置付きを含む 簡易水洗式のほか、汲み取り式もある 
臭い逆流防止機能(フラッパー機能) 必須 ※多重化が推奨されている 必須ではない 
容易に開かない施錠機能(二重ロック等) 必須 ※容易に開かないことを製造者が説明できれば、二重ロックでなくとも問題ない 必須ではない 
照明設備 電源がなくても良いものが必須 ない場合・あっても電源が必要な場合がある 
荷物置きの機能 衣類掛け等のフック、あるいは耐荷重5kg以上の荷物置き場設備機能が必須 必須ではない 
男女別の表示 現場に男女がいる場合は明確な表示が必須 必須ではない 
入口の目隠し 必須 必須ではない 
女性専用トイレのサニタリーボックス 必須 必須ではない 
鏡付きの洗面台 必須 必須ではない 
便座除菌シートなどの衛生用品 必須 必須ではない 
室内寸法 900×900mm(半畳程度)以上を推奨 900×900mmより狭いものが主流 
その他設備 ▽以下は設置が推奨されている 擬音装置 フィッティングボード 室内温度の調整が可能な設備(窓など) トイレットペーパーの予備を置く場所 ない場合が多い 

参照:建設現場に設置する「快適トイレ」の標準仕様決定 – 国土交通省

上記を見ていただくとわかるように、快適トイレには多くの必須条件が定められているので、従来の仮設トイレよりも清潔感がありストレスなく使うことができます。 

なお、快適トイレの導入は、平成28年10月1日以降に入札手続きを開始する土木工事から原則化されており、2024年3月現在もその条件は変わっていません。 

【関連記事】
快適トイレとは?基本情報や条件の解説
仮設トイレの重量が種類ごとに異なる理由をご紹介

快適トイレなら株式会社ワールドシェアセリングへ 

株式会社ワールドシェアセリングでは、快適トイレのレンタル・販売を行っています。ここでは、ワールドシェアセリングの快適トイレについて詳しくお伝えいたします。 

株式会社ワールドシェアセリングの快適トイレの詳細

株式会社ワールドシェアセリングの快適トイレは、以下のようなシチュエーションでお使いいただけます。 

【快適トイレの利用シーン】

  • キャンプ場・アウトドア施設
  • 工事現場
  • 各種イベント
  • 災害時の復旧現場
  • 多くの人が集まる行事

製品の詳細内容は以下をご覧ください。 

対応している種類 水洗トイレ 非水洗トイレ 
トイレのタイプ 男性用 女性用 男女兼用 
広さ 1坪(介護や小規模な建設現場におすすめ) 3坪 4坪 
標準仕様 洋式温水暖房便座(ウォッシュレット付) 二重ロック 照明設備 衣類掛け 荷物置き場 サニタリーボックス 鏡付き洗面台 便座除菌シート 擬音装置  パウダールーム 
オプション ベビーチェア フィッティングボード 入口目隠しユニット 間接LED照明 サイン・広告表示(壁面・目隠し) キャビネット(女子トイレのみ) 

株式会社ワールドシェアセリングの「エリアル」の紹介 

株式会社ワールドシェアセリングの「エリアル」は、快適性と清潔感を追求した快適トイレです。温水洗浄便座を備え、従来の仮設トイレよりも使い心地が良く、清潔で快適な使用感が実現できます。 

外観は、清潔感のあるサンドホワイトと温もりのある木目調の2タイプから選ぶことができ、どんな環境にも馴染みます。水洗タイプであることから、簡易トイレ特有の臭い問題も解消され、外壁は広告スペースとしての活用が可能です。 

【「エリアル」のおすすめの使用用途】

  • 建設現場: 温水洗浄便座や消臭機能によって不快感を軽減
  • キャンプ: 自然の中での使用におすすめ。設置と移動が簡単
  • イベント: 魅力的なデザインがイベントの雰囲気を向上させる

どんな場所にもマッチする外観と、臭いを気にせず使える水洗機能で、建設現場からアウトドアイベント、さらには商業施設まで、広い範囲にわたる用途に適応します。外壁を広告スペースとして利用することもできる人気の快適トイレです。 

建設現場から商業施設、さらには家庭での臨時使用まで、幅広い用途でのニーズに応えます。男女問わず使いやすい設計で、清潔感あふれるデザインは利用者の快適さを保証します。 

ワールドシェアセリングの快適トイレが選ばれる理由

ワールドシェアセリングの快適トイレは、以下のポイントから多くのお客様にご好評をいただいております。 

【ワールドシェアセリングの快適トイレが選ばれる理由】

  • 快適トイレ認定で最高ランクの評価
  • スピーディーな施工
  • 簡易水洗システムの導入
  • 外壁を広告として活用可能

ワールドシェアセリングの快適トイレは、NPO法人日本トイレ研究所による「快適トイレ」認定において、最高ランクである星2つを取得しているので、どんなシチュエーションでも、どなたでも気持ち良くお使いいただくことができます。 

また、導入においても大きなメリットがあります。施工・撤去が簡単なので時間がかからず、迅速な対応が可能です。さらに、オプションとしてデザインシート施工をお選びいただくと、外壁を丸ごと使って広い面積で広告を掲示することもできます。 

関連記事:快適トイレ建設事例のご紹介!「みやき町 ひまわり園」

ポイントを押さえて仮設トイレメーカーを選ぼう

仮設トイレ選びにおいては、使用用途や設置場所に合わせて適切なメーカーを見つけることが大切です。この記事で取り上げた各メーカーは、独自の特性とメリットを持ち、幅広い要求に応える製品を展開しています。 

価格、デザインの魅力、機能性、そして設置の簡単さを考慮して、あなたにピッタリの仮設トイレを見つけましょう。仮設トイレ選びでお悩みなら、ワールドシェアセリングがサポートします。 

快適トイレならワールドシェアセリングへ

コラムカテゴリの最新記事